導入
競馬にはさまざまな馬券の種類がありますが、その中でも競馬 ワイドは初心者からベテランまで幅広く愛される券種です。
理由はシンプルで、的中しやすく、なおかつ配当もそこそこ狙えるという絶妙なバランスにあります。
3連単や馬単は難しいけれど、ちょっと高めの配当を狙いたいという方にとって、競馬 ワイドはうってつけの選択肢です。
この記事では、競馬 ワイドの仕組み、計算方法、戦略、そして実際の払戻例までを詳しく解説します。
ワイド馬券とは?
ワイドとは、選んだ2頭が3着以内に両方入れば的中となる馬券です。順番は問われません。
例)選んだ馬がA(1着)、B(3着)なら的中
A・2着、B・1着でも的中
A・2着、B・3着でも的中
- 的中条件・選んだ2頭がどちらも3着以内
- 払戻対象・的中した組み合わせ・1-2着、1-3着、2-3着
- 人気馬でも組み合わせ次第で中配当が狙える
ワイドの基本的なルールや定義は、
競馬用語集:ワイド(オッズパーク)
でも確認できます。
ワイドのメリット
的中率が高い・初心者でも当たりやすい
順位を当てなくて良い
人気馬と穴馬の組み合わせで妙味を狙える
3連複や馬連より低リスク
ワイドのデメリット
配当が低めになりやすい・人気馬同士では特に低い
高額配当はほぼ穴馬同士の組み合わせのみ
1レースで複数買うと資金が分散しやすい
ワイドの計算方法
ワイドの購入金額は、買った組み合わせ数 × 100円・最低投票額で求められます。
組み合わせ数は以下のように計算します。
組み合わせ数の計算式
選んだ馬がn頭の場合、組み合わせ数は
n × (n-1) ÷ 2
例)4頭選択した場合:
4 × 3 ÷ 2 = 6通り
100円ずつなら
6通り × 100円 = 600円
さらに詳しい計算方法や初心者向けの解説は、
競馬のワイド馬券の計算方法ガイド(Plus Keiba)
でも確認できます。
払戻の計算
ワイドの払戻は、JRAや地方競馬のオッズに基づき、的中した組み合わせに応じて計算されます。
例えば、1-5のワイドオッズが6.5倍なら、100円購入で650円の払戻になります。
例
馬A・1番人気・+馬B・5番人気のワイドオッズ:6.5倍
200円購入:200 × 6.5 = 1,300円払戻
効率的なワイド戦略
- 人気馬+穴馬の組み合わせ:配当妙味を得るために、人気馬を軸に穴馬を流す。
- 多頭流しより相手を絞る:闇雲に買うと回収率が低下します。
- 展開予想で脚質を意識:逃げ残り、差し追込み決着など傾向を読んで馬を選ぶ。
- 荒れる可能性が高いレースで勝負:馬場悪化や条件戦など波乱要素のあるレースで配当アップを狙う。
実例・ワイド的中パターン
- パターン1・人気+人気 → 的中率高いが配当低め・例:1-2番人気で2.1倍
- パターン2・人気+中穴 → バランス型・例:1番人気+7番人気で7.5倍
- パターン3・中穴+中穴 → 一撃型・例:6番人気+8番人気で25倍
ワイドを使った資金配分例
予算1,000円の場合
軸馬1頭・1番人気+相手4頭・穴〜穴=4通り
各200円ずつで800円
残り200円は配当妙味のある組み合わせに追加投資
まとめ
競馬 ワイドは、的中率と配当のバランスが取れた馬券であり、初心者にも上級者にも使いやすい券種です。
順序を気にせず3着以内で的中
人気馬同士は低配当になりやすい
的中率重視の馬券戦略を組むなら、競馬 ワイドは確実に押さえておくべき選択肢のひとつです。